お知らせ

新学習指導要領解説が公開されました~小学校段階でのプログラミング教育の部分をご紹介します~

文部科学省のWebサイトにおいて、新学習指導要領解説が公開されました。

■小学校新学習指導要領解説
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1387014.htm

■中学校新学習指導要領解説
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1387016.htm

小学校段階でのプログラミング教育、総則の解説について、下記にご紹介します。

○総則改定の要点で、「資質・能力の育成を目指す「主体的・対話的で深い学び」」の一つとして、 言語活動や体験活動,ICT等を活用した学習活動等を充実するよう改善するとともに,情報手段の基本的な操作の習得やプログラミング教育を新たに位置付けた。

○総則の中のプログラミング教育部分を抜粋して紹介します。
・また,子供たちが将来どのような職業に就くとしても時代を越えて普遍的に求められる「プログラミング的思考」(自分が意図する一連の活動を実現するために,どのような動きの組合せが必要であり,一つ一つの動きに対応した記号を,どのように組み合わせたらいいのか,記号の組合せをどのように改善していけば,より意図した活動に近づくのか,といったことを論理的に考えていく力)を育むため,小学校においては,児童がプログラミングを体験しながら,コンピュータに意図した処理を行わせるために必要な論理的思考力を身に付けるための学習活動を計画的に実施することとしている。その際,小学校段階において学習活動としてプログラミングに取り組むねらいは,プログラミング言語を覚えたり,プログラミングの技能を習得したりといったことではなく,論理的思考力を育むとともに,プログラムの働きやよさ,情報社会がコンピュータをはじめとする情報技術によって支えられていることなどに気付き,身近な問題の解決に主体的に取り組む態度やコンピュータ等を上手に活用してよりよい社会を築いていこうとする態度などを育むこと,さらに,教科等で学ぶ知識及び技能等をより確実に身に付けさせることにある。したがって,教科等における学習上の必要性や学習内容と関連付けながら計画的かつ無理なく確実に実施されるものであることに留意する必要があることを踏まえ,小学校においては,教育課程全体を見渡し,プログラミングを実施する単元を位置付けていく学年や教科を決定する必要がある。なお,小学校学習指導要領では,算数科,理科,総合的な学習の時間において,児童がプログラミングを体験しながら,論理的思考力を身に付けるための学習活動を取り上げる内容やその取扱いについて例示しているが(第2章第3節算数第3の2(9)及び同第4節理科第3の2(2),第5章総合的な学習の時間第3の2(2)),例示以外の内容や教科等においても,プログラミングを学習活動として実施することが可能あり,プログラミングに取り組むねらいを踏まえつつ,学校の教育目標や児童の実情等に応じて工夫して取り入れていくことが求められる。

情報手段を活用した学習活動を充実するためには,国において示す整備指針等を踏まえつつ,校内のICT環境の整備に努め,児童も教師もいつでも使えるようにしておくことが重要である。すなわち,学習者用コンピュータのみならず,例えば大型提示装置を各普通教室と特別教室に常設する,安定的に稼働するネットワーク環境を確保するなど,学校と設置者とが連携して,情報機器を適切に活用した学習活動の充実に向けた整備を進めるとともに,教室内での配置等も工夫して,児童や教師が情報機器の操作に手間取ったり時間がかかったりすることなく活用できるよう工夫することにより,日常的に活用できるようにする必要がある。
さらに,児童が安心して情報手段を活用できるよう,情報機器にフィルタリング機能の措置を講じたり,個人情報の漏えい等の情報セキュリティ事故が生じることのないよう,学校において取り得る対策を十全に講じたりすることなどが必要である。
加えて,情報活用能力の育成や情報手段の活用を進める上では,地域の人々や民間企業等と連携し協力を得ることが特に有効であり,プログラミング教育等の実施を支援するため官民が連携した支援体制が構築されるなどしていることから,これらも活用して学校外の人的・物的資源の適切かつ効果的な活用に配慮することも必要である。

「未来の学びコンソーシアム」の活動が、プログラミング教育において極めて大切になることが、新学習指導要領の解説からも伺えます。

新学習指導要領解説が公開されました~小学校段階でのプログラミング教育の部分をご紹介します~