取り組み紹介

人材活用

【総務省実証事業】子供の自発的な気づきと参画を促す 「じんぶなー」育成モデル

九州・沖縄

プログラミング教育については教育効果の評価手法が確立されていないため、実際にプログラミング教育を実施する際に、子供たちに効果があったのか、メンターの指導内容が適切であったか、などが評価されているとはいえない。 そこで本事業では、プログラミング教育を通して子供たちに育したい能力を体系的に定義したうえで、評価指標を設計し自己評価ツールを作成することで、メンターによるプログラミング教育効果の可視化を目指した。

■メンター研修方法
基本的なカリキュラムとしては、(A)プログラミング教育の特徴の理解とプログラミング講座の運営についての講習(座学)、(B)ワークショップ形式でのプログラミング体験で構成されており、全3回実施された。研修形式としては、指導者2名が担当し、(A)パート1名、(B)パートを2名が指導を行っている。実際には、メンター指導者が担当した回(2回)と、メンター講座を受けた方が指導者を担当した回(1回)がある。

■メンター研修に関する工夫
沖縄の場合は、主なメンターが小中学校の教員であるため、どのように子どもたちに指導するかといった教育方法に悩むことはなかったが、そもそもプログラミングをどう扱えばよいかというきっかけをメンターに方に掴んでいただくまでにディスカッションを行ってカリキュラムに反映させた。エンジニアであるメンター指導者は、プログラムやツールといった知識を理解させようとする押し付け型の教材を作りがちだが、それをメンター研修を体験することによって、子どもたち自身が達成感を得ながら自らプログラミング能力を身に着けていくための教材に軌道修正することができたと考える。

■他地域にも再現可能なノウハウ
 前述の「プログラミングスキル評価シート」の仕組みは、使用する言語や教材に合わせて修正することによって多様に展開することができる。しかも、低年齢の学習者でも「わかった」「できた」ら100均のシールを貼るという行動が、低コストでプログラミングを学ぶ楽しさを増してくれるであろう。

団体情報

公益財団法人学習ソフトウェア情報研究センター ※協力:琉球大学教育学部付属小学校

【総務省実証事業】子供の自発的な気づきと参画を促す 「じんぶなー」育成モデル